◆◇◆ 本日のブログ ◆◇◆
2024年版「中小企業白書」が閣議決定!
ポイントをチェックして世の中の動向を把握しましょう!
皆さんこんにちわ!
守口市や門真市等、北河内エリアや京阪沿線で「話しやすく相談しやすい」がモットーの税理士の井口です。
残暑が厳しい折ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は2024年版「中小企業白書」が閣議決定されたことを受け、その内容とポイントをご紹介します。
中小企業白書は中小企業の現状や課題、政府の施策などをまとめた重要な資料です。
内容を理解することで、今後の経済動向やビジネスチャンスを掴むヒントを得ることができます。
ぜひ最後までお読みいただき、今後の経営戦略にお役立てください。
◆――◆ 中小企業白書とは? ◆――◆
中小企業白書とは…
中小企業の動向や政府の施策をまとめた年次報告書です。「中小企業基本法」にもとづき経済産業省が作成し、毎年4月下旬~5月上旬頃に閣議決定されます。
中小企業の現状や課題、今後の展望などを把握できる重要な資料であり、経営者にとって貴重な情報源となっています。
また6月下旬~7月下旬頃に、市販版が発行(販売)されますのでぜひチェックしてみてください。
▼詳細は以下リンクをご確認ください。
(中小企業庁)
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html
◆――◆ 2024年版「中小企業白書」のテーマ ◆――◆
(1)令和6年能登半島地震と中小企業のBCP策定の状況
・2024年版では令和6年能登半島地震を踏まえ、中小企業のBCP(事業継続計画)策定状況が改めて注目される
(2)新型コロナウイルス感染症の影響と対応
・新型コロナの影響は依然として続いている
・事業継続や雇用維持に向けた緊急的な支援策を実施
(3)中小企業の業況と経営課題
・2023年は年末にかけて売上の好転に一服感が見られたものの、中小企業の業況判断DIは高水準で推移
・中小企業の経営課題の内訳は、売上不振のほか原材料高や求人難の割合が高い状況
(4)人手不足
・売上高が感染症の落ち込みから回復する中で人手不足が深刻化
・人材確保や育成に向けた取組が重要
(5)賃上げ
・物価に見合った賃金の引上げを通じて、需要の拡大につなげ好循環を実現することが重要
(6)省力化投資と生産性の向上
・人手不足への対応策として省力化に向けた設備投資が重要
→規模の小さな企業では省力化投資が進んでいないのが実状
(7)海外需要と日本企業の決算状況
・輸出額は増加、株価は史上最高水準
・大企業中心に好決算、企業は貯蓄超過
(8)価格転嫁
・コスト増加分を十分に転嫁できておらず、転嫁率向上のための取組強化が課題
(9)事業承継
・半数近くの中小企業で後継者が不在
・後継者が決まっている中小企業においても、承継の課題を抱えている企業が多い状況
(10)経営改善・再生支援
・感染症の感染拡大以降、経営改善・再生支援のニーズが高まっている
最後に
今回は2024年版中小企業白書のポイントをご紹介しました。
白書の内容を把握することで今後の経済動向や、ビジネスチャンスを的確に捉えることが可能です。
自社にあった経営戦略を見直す機会として、当ブログを通して確認しましょう!
各種ご案内
◎高年齢労働者の労働災害防止対策としてのエイジフレンドリー補助金
https://youtu.be/QTpD0TSuj00
(経営革新等支援機関推進協議会:再生時間 10分31秒)
◎健康経営優良法人2025の申請開始!
https://youtu.be/2rAgIX3lAKk
(経営革新等支援機関推進協議会:再生時間 7分25秒)
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