皆さんこんにちわ!
守口市や門真市等、北河内エリアや京阪沿線で「話しやすく相談しやすい」がモットーの税理士の井口です。
今回のブログでは、日本政策金融公庫が2024年度から拡充して運用開始する、融資制度についてご紹介します。
制度概要について
日本政策金融公庫では、新しく事業を始められる方の事業計画を審査して、無担保・無保証で開業資金を融資する制度を用意しています。本制度は2024年4月以降の融資について、融資限度を引き上げるなど創業期のスタートアップへの支援に対して一層の強化を図っています。
詳しい制度について解説いたします!
◆ご利用いただける方
新たに事業を始める方または事業開始後、おおむね7年以内の方
◆資金の使いみち
新たに事業を始めるため、または事業開始後に必要とする設備資金および運転資金
◆融資限度額
7,200万円(うち運転資金4,800万円)
※融資には審査があり、限度額いっぱいまで融資を受けられるとは限りませんので、注意してください。
◆返済期間
設備資金:20年以内<うち据置期間5年以内>
運転資金:10年程度<うち据置期間5年以内>
◆利率
基準利率。ただし、次の要件に該当する方が必要とする資金(原則として土地にかかる資金を除く。)は特別利率。
なお、ご融資後に利益率や雇用に関する一定の目標を達成した場合に利率を0.2%引下げる「創業後目標達成型金利」については、下記をご確認ください。
▼詳細はこちら
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/sougyougo_mokuhyotassei_m.html
2023年度からの変更点
(1)(2023年度)創業時において、創業資金総額の1/10以上の自己資金があること等
↓
(2024年度)要件なし
(2)(2023年度)融資限度額:3,000万円(うち運転資金1,500万円)
↓
(2024年度)融資限度額:7,200万円(うち運転資金4,800万円)
(3)(2023年度)返済期間:設備資金:20年以内/運転資金:原則7年以内
↓
(2024年度)返済期間:設備資金:20年以内/運転資金:原則10年以内
(4)(2023年度)据置期間:2年以内
↓
(2024年度)返済期間:5年以内
◇◆ 最後に ◆◇
昨年度と比較をして、一層活用しやすくなっています!無担保・無保証人で創業融資を調達でき、比較的低利で借りることができる本制度について、スタートアップの企業さまは検討いただくと良いと思います。
最後に、詳しい話を聞きたいという方や、守口市・門真市等の北河内エリアや京阪沿線で税理士をお探しの方は、一度当事務所までご相談ください。
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