皆さんこんにちわ!
守口市や門真市等、北河内エリアや京阪沿線で「話しやすく相談しやすい」がモットーの税理士の井口です。
今回のテーマは、「インボイス対応に活用可能!安価なツールにも使えるIT導入補助金」です。
◇◆IT導入補助金とは?◆◇
中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けたITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金です。対象となるITツール(ソフトウェア、サービス等)は、事前に事務局の審査を受け、補助金HPに公開(登録)されているものとなります。
◇◆IT導入補助金2024年の変更点◆◇
・通常枠の「A類型」、「B類型」という名称を廃止
・「デジタル化基盤導入枠」を廃止
・インボイスに特化した「インボイス枠
(インボイス対応類型・電子取引類型)」を新設
・「インボイス枠」の「インボイス対応類型」で、小規模事業者に対して一部高い補助率を設定し、強力な支援を実施
・「インボイス枠」の「電子取引類型」は、大企業も補助を受けることが可能
・EC機能をもつITツールが補助の対象外となる
◇◆申請要件◆◇
・「gBizIDプライム」アカウントの取得
・「SECURITY ACTION」宣言の実施
・「みらデジ経営チェック」実施
◇◆加点項目◆◇
・地域未来投資促進法の地域経済牽引事業計画の承認
・クラウドを利用したITツール導入の検討
・くるみん・えるぼし認定
・賃上げの事業計画の策定、従業員への表明、事業計画の達成
など…その他公募要領参照
◇◆[NEW]インボイス枠◆◇
インボイス対応のITツールを導入するなら補助率が高いインボイス枠を活用しましょう!
●電子取引類型
<補助事業者>
大企業等・中小企業・小規模事業者等
<補助率>
大企業1/2、中小企業・小規模事業者等2/3
<補助額>
~350万円
<補助対象経費>
インボイス対応受発注ソフト
●インボイス対応類型
<補助事業者>
中小企業・小規模事業者等
<補助率・補助額・補助対象経費>
・4/5、3/4※1(50万円以下)
補助対象経費:インボイス対応会計・受発注・決済ソフト
・2/3※2( 50万円超~350万円)
補助対象経費:インボイス対応会計・受発注・決済ソフト
・1/2(~10万円)
補助対象経費:PC・タブレット等
・1/2(~20万円)
補助対象経費:レジ・券売機等
※1 小規模事業者については補助率は4/5。
中小企業については補助率は3/4
※2 補助額50万円超の際の補助率は、
補助額のうち50万円以下については
3/4(小規模事業者は4/5)、50万円超については2/3
◇◆導入事例◆◇
●製造業
(課題)
試算表の作成に2ヶ月!時間のかかる経理業務を効率化したかった
<導入したITツール>
IT導入支援事業者(株式会社TKC)のサポート体制が手厚い会計ソフト「FX4クラウド」、結果試算表の作成が2か月から1か月に短縮!財務データをもとに、会社の未来をじっくり考える余裕ができた
●卸売業
(課題)
約5万件分の販売管理業務を自社システムで行うことに限界を感じていた
<導入したITツール>
販売管理システム「PCA商魂DX」と指定伝票発行システム「伝助」を連動させ、自社仕様へのカスタマイズが可能に!結果、延べ12時間かかっていた伝票発行業務が、
2時間で完了!
<補助金対象ITツール検索>
▼詳細はこちら
https://it-shien.smrj.go.jp/search/
最後に
ITツール導入の前に、インボイス制度への対応や生産性向上のために自社で何をしなければならないのか等の自社の課題を明らかにして、効率的にIT導入補助金を活用するようご検討ください!
もし、詳しい話を聞きたいという方は、まずは一度当事務所までご相談ください。
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